柱時計との違い

柱時計との違い 時間は多くの人に平等に流れる時であり、朝起きてから時間の流れに乗りながら生活することになります。時間自体は目に見えるわけではないので、時計を用いて今の時間を把握する事が可能です。種類はとても多く腕につけるタイプや机に置く小さいタイプのほかに、ホールクロックや柱時計などがあります。
どちらも部屋で使用するタイプですが、それぞれに特徴があり違いがあります。まずホールクロック自体は大型で縦長の形をしており、室内に設置して使用するタイプを言います。縦長という事で振り子タイプが多く、設置することで存在感と重圧感があるのも特徴になります。柱時計は名前の通り柱にかけて使用するタイプであり、床に設置することが出来ないのもポイントです。
そのため同じ振り子タイプであっても大きさや設置方法が大きく異なるタイプとなります。柱に設置するタイプの時計の場合は大型から小型まで、サイズは色々種類があるのも特徴です。このように同じ時計であっても、見た目や雰囲気など違いがある事がわかります。

振り子時計である「ホールクロック」について

振り子時計である「ホールクロック」について 大型置き時計の一つしてホールクロックは大変有名な時計です。ホテルやゴルフ場、学校など人が大勢に集まる建物のロビーなどに置かれています。高さが2メートルほどで木製のものがほとんどであり、機能的にはチャイムの時計とほぼ同じです。
動力源におもりを使用して振り子時計になっていることが大きな特徴です。ホールクロックは背が高いので、おもりが下がるスペースが十分にあります。長い振り子が左右に揺れて時間を刻む仕組みでゼンマイが不要なものが一般的です。
また、錘が3本ついている種類のものは、一度錘を巻き上げると約1週間動きます。3本が同じように下がってきて、下がりきってケースの底につくと時間が止まるようになっているので、毎週決まった曜日に錘を上げるようにしておくと良いです。
ホールクロックは100年以上も時を刻むことができる丈夫な時計ですが、しっかりと定期的にメンテナンスを行わないと壊れてしまいます。新品を購入してから5年ほど経過すると何かしらの不具合が出始めるので、こまめにメンテナンスして使用することが重要です。